時代が求めるのは、透明感。
カーテンレールメーカーT社の新作展示会。
あわせて、ヨシタミチコ先生のカラーセミナー。ミラノサローネ、メゾンエオブジェ(いずれも、代表的なインテリアトレンドショー)などで示された今年のインテリアのトレンドを紹介しながら、それに沿ったカラーコーディネートを解説して下さいました。
それによると、時代が求めているのは優しさと癒し。それが、ピンクとブルーというトレンドカラーに現れているのだそうです。
ピンク系のマルチストライプに、大きめの花柄を組み合わせるなど、これまでのシンプルでカジュアルな雰囲気から、少しゴージャスでデコラティブな傾向に移ってきているみたいです。
もう一つのキーワードは「光」。
透過性のある生地の後ろに柄を透けさせて、重なり感を楽しむなどの「トランスペアレント」。そして、ビーズやクリスタル、スパンコールなどを使った「キラキラ感」。
このところの展示会続きで、照明器具の展示会にも何社か出かけたのですが、照明にもその傾向はあったんですよ。
スワロフスキー社のクリスタルガラスビーズを、ネックレスかピアスのようにあしらったシャンデリアなどが商品化されていました。
そう、ファッションの世界でも、透ける生地は数年前からのトレンドですし、ビーズもですよね。最近のトレンドは、インテリアとファッションの垣根が、どんどん取り払われているんですね。
そしてこれは初めて知りましたが、フラワーコーディネートの世界でも、生花の間にビーズを差し込んだり、巻きつけたりといった手法でトランスペアレントが流行なんだそうです。
私も昔、フラワーを習いましたが、いまどきのフラワーは、生花だけ、ドライだけ、というのではないんですね・・
家でダンナにそんな話をしていたら、通信機器の開発・設計をしている彼は、通信でもトランスペアレントっていう言葉をよく使うと教えてくれました。
通信する事によって、送られたデータが変化しないことを、トランスペアレントというのだそうです。な~るほど・・・
ささ、これで展示会もひと段落します。
情報収集だけしていても、お金にはなりませんね~。
実は、マンションのモデルルームのコーディネートをしないかという話が、ちらっと出て来ました。そろそろ、実務のことも書けるようにしなくっちゃ・・(苦笑)
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