新撰組ゆかりの穴場。
電車で移動して、江戸時代の゛“花街”として栄えた町、島原へ。
ここには「角屋」という揚屋(料亭)が残っていて国の重要文化財に指定されています。
芸妓や太夫が「置屋」からここに出張してきて、武士や豪商の宴席に色を添えたのです。
新撰組も常連だったとか・・・。柱に刀傷が残っています。
去年の大河ドラマを見ていた私は、優香(みゆき太夫)や香取信吾(近藤勇)の顔が浮かびます。
そして忘れてはいけない、山南敬助と逃避行をした恋人、明里も島原の芸妓でした。
撮影禁止の2階は凝りに凝った座敷が続いており、ため息の連続です。
そして1階の松の間。
ここは新撰組の筆頭局長、芹沢鴨の暗殺が実行されるその夜、近藤たちに酔わされていた宴会の場所。
大好きな佐藤浩市さんが演じた、最高に格好良く、孤独だった鴨さん。
浩市さんが見つめたわけではないのに、庭の臥龍の松を思い入れたっぷりに見つめる私(笑)
ここは住まいではなくいわゆる商業施設ですが、怪しげな華やかさは今でいう(隠れ家バー)に通じる感じかな?
歴史が本当に身近にある町。
京都は本当に、奥深い!
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