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2006年4月 6日 (木)

インテリアでダイエット?Ⅲ~食事をおいしく見せる照明~

子どもたちの春休みで、4月1日~5日まで、お仕事は自主休業。この機会に家庭生活にどっぷりつかりました。
桜もきれいに咲きましたよね!公園に行くと、近所の子どもたちが大勢。小学生もいます。自転車、ボール遊び、シャボン玉・・・。
遠くに水鉄砲で遊んでいる男の子たち、小学校4年か5年生くらいかな?がいたので、おお~、あったかくなったら、水遊びもいいなと思って眺めていたら・・・。
ん?水鉄砲じゃない!なんと、

洗剤の空容器に水を入れて、掛けあってるではないですか!

ブルーやグリーンの容器で、「マイペット」「マジックリン」とかラベルもそのままで、シュシュっと水をかけあい、ワーワー盛り上がる彼ら。

ああ、男子って(゜レ゜)

では、今日はインテリアでダイエット?第3弾、「食事をおいしく見せる照明」です。

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むやみに食べ過ぎないためには、まず三度の食事をおいしく頂くこと。
満足できる、きちんとした食生活を送っていれば、間食も減るはずです。
雰囲気の良い、豊かな住環境の中では、脳が活発に働かいてイキイキとした生活を送ることができると思います。
心が豊かになれば、必要以上に食べたり、惰眠をむさぼったりということはない。何かに熱中している時はアドレナリンがしっかり分泌されて、疲れも感じないし、寝食を忘れるでしょ?
そんな楽しい生活を送れるような、素敵なおうちにしたいものです!

さて、今日は照明について。
食卓に限らず、インテリアを豊かにしてくれるのが照明。
インテリアで気分を変えたい!なら、家具やカーテンなどよりも照明を工夫する方がずっと効果的かも。
と、言うのも、そもそも室内を照らすあかりというものは、太陽の代わりであり、人間は太古の昔から、太陽の動きに沿って生活を営んできたからです。太陽が昇れば起き、高く上がった昼間の太陽の下で働き、日が暮れてくると帰宅し夕食をとり、くつろぐ。光の色も、日が暮れるにつれて、白からオレンジへと変わってきますよね。
太陽=あかりには、理屈を超えた、いわば本能的な作用があります。

では、食事をおいしく頂くためには、どんなあかりがふさわしいのでしょうか?

まず知ってほしいのが、光源のこと。食卓を照らすあかりは、蛍光灯よりも白熱灯が断然オススメです。いわゆる「電球」というものです。(もちろん、色々種類はあるのですが。)
電球は、フィラメントを熱することで光が出る、いわばろうそくに近いしくみで光っています。そんな白熱灯の光が、テーブルに乗ったお料理をおいしく見せてくれます。
野菜はイキイキと鮮度よく、お肉やお魚はつややかに。食器も輝きを増してきます。白熱灯は、光と影を作り出し、照らされる物を立体的に見せてくれるのです。

それとは反対に、蛍光灯は影を作らない光源。お部屋の隅々まで均一に明るくしてくれるので、効率よく作業したい、仕事場や勉強部屋などに向いています。

お勤め経験のある方なら、会社の休憩室など蛍光灯のお部屋で、お弁当を食べたことのある人も多いでしょう。または学校の教室で、あいてる会議室で。
そんな時、お店や太陽の自然光の下で食べるのと、雰囲気が違っていませんか?何だか味気ないような・・・。
まあ、同僚とのおしゃべりがあったりするからこそ、そんな環境でも楽しく食べられるのですが、1人なら外のベンチにでも座って食べたくなるのではないでしょうか。
そう!蛍光灯の光は、心をさびしくさせてしまうんです。

さびしい心→ついつい過食。

イカン、イカン!
豊かな気持ちになるには、やっぱり白熱灯!

そして、もうひとつのポイントが、照明器具。
食卓に低く下げてテーブルを照らすペンダント照明は、気持ちを食事に集中させてくれます。デザインも豊富で、最近はちょっとレトロな大正モダン風や、小さいシャンデリアタイプなどが人気。
ダイニングテーブルが大きなものなら天井にレールをつけて、小さなペンダントを2つ、3つと並べるのもおしゃれ!

Dining_4_1

その他、壁面にブラケットライトをつけたり、フロアスタンドを上に向けてアッパーライトにし、天井面を照らして間接照明にしたり。
光のたまり場をいくつか作って、ちょっとドラマチックに演出してみると、本当にびっくりするほど雰囲気アップです。

 

そして、時々はテーブルにキャンドルを。
上にも書いたように、人は火を見ると本能的に心が動きます。
一日の疲れを焚き火の前でいやしたり、狩猟にかざしたたいまつの炎。あかりだけでなく、暖房にも使われていた火は、今よりもずっと生活に欠かせないものだったはず。
キャンドルの炎は、そんな頃の遠い記憶を呼び起こすのかもしれません。知らず知らずにじっと見つめ、どことなくときめいた気持ちにもなりますね。
ガラスの容器などに入れた低めのキャンドルなら、あまり危なくもないでしょう。くれぐれも火の始末にはご注意を・・。

Myclife1

食事が終われば、食卓の明かりは暗めにして、リビングなど他のスペースを明るくしましょう。それだけで気持ちが食事から離れます。
まるで舞台照明を切り替えるようなイメージです。

こう書いてみると、本当に照明って、心理面への影響が大きいというか、ダイレクトですね!ハートをわしづかみにして、揺すぶってくれる感じ。この効果を、インテリアやダイエットに使わない手はないっ!

ただ、朝や昼間は、できるだけ太陽の光をお部屋に取り込んで下さいね。どんなに優れたあかりを使っても、太陽の光に勝るものは、ぜ~~~ったいにありません!太陽は、生命の源といっても過言ではないですよ。

では、次回は家具のお話、ダイニングテーブルとチェアについてです。
子どもたちの春休みも終わったので、更新の間隔を、もうちょっと短くしたいと思います!

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住まい・インテリア」カテゴリの記事

コメント

楽しく読ませて頂きました。
照明と食欲、関係があるのですね。
太陽が沈めば火を囲み会話と食事を楽しむというような、古来の人間が持っていたDNAがあるようです。白熱灯やキャンドルの灯火は立体感を与えてくれますから、ますます美味しくいただけますよね。

投稿: CandleWorld | 2006年4月 7日 (金) 13時26分

コメント有難うございます!
キャンドルのプロの方なんですね~。
何か間違ったこと書いてなかったかしら(^^ゞ
キャンドルはリラックスできますよね。
ヨーロッパぽく長いキャンドルを立てるとフォーマルな感じにもなるし、雰囲気を出すにはいいですね。
また見に来て下さいませ。

投稿: spiral | 2006年4月 7日 (金) 23時01分

キャンドルとは関係ないですが、、、
私も子供の頃ママレモンの空容器を水鉄砲にしてました・・・女の子だけど、だめ?

投稿: moris | 2006年4月10日 (月) 18時00分

morisさま
コメントありがとうございま~す!
そうですか・・・女の子でもでしたか・・・。
でも、あの光景は微笑ましくて、
「うん、日本の未来は明るいぞ!」と思ってしまった私です。
ブログの方、ちょい、更新が滞っておりますが
忘れているわけではないので・・・
また見に来て下さいませm(__)m

投稿: spiral | 2006年4月13日 (木) 19時50分

こんにちは
ニューヨークから2回目のコメントです。
照明は大好きなインテリアの一部です。
幸いなことに私の主人は電気屋さん。後ほど我がブログにものせる予定ですが、結構照明はこりました。白熱灯の明かりって家の中からみても外からみても心和みますよね。Home Sweet Home! 旦那の職場であまったハロゲン灯、光源の向きが調節できるクビ振りタイプのものなどを使用して天井の照明レイアウトをいたしました。おっしゃるとおり、時間と用途によって使いわけられるようなフレキシブルな照明プランになるようにディマーをつけたり、スイッチをわけたり、天井の照明だけでなく、ランプやキャンドル、またはシャンデリア等のアクセント照明も考慮してみました。まだまだ未完成ですが居心地よい照明をめざし努力いたしております。例えばキッチンですが、最近は一番使用頻度の高いお部屋になっていますよね。お料理する場所、ホームオフィス、子供の宿題場所、食べる場所、ホームパーティで集まる場所などなど多種な用途に合わせた照明が必要です。(私の場合照明がダイエットに貢献しているというよりはもっと食べてしまう要因になっている気がしますが、、、笑)白熱灯は旦那とのロマンチックディナーにも活躍しております。やわらかい明かりが私の悪い顔色、三十路半ばの小じわ達から守ってくれています。照明で部屋の雰囲気は本当にかわりますね。壁のアートや置物等もスポットライトをあてることによって数十倍素敵にみえます。家の中のギャラリーといった感じでしょうか?大規模な電気工事はお金がかかりますが、私がアパートに住んでいたころによくやったのが、アップライトの床置き照明の小さいもの(5ドルくらいだった)を部屋の角の植物の下や、ソファの裏に置くこと。コンセントさえあれば、これだけでとっても雰囲気でます。素敵なアンティークのシャンデリア購入を夢見ている毎日ですが、暗くなってから帰宅して家の中からもれる黄色っぽい暖かい明かりをみるととってもほんわかした気持ちになれます。居心地の良い家めざしてがんばります!

投稿: pigdog | 2006年4月20日 (木) 05時40分

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