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2007年3月

2007年3月30日 (金)

自転車が限界

自転車が壊れました!

前と後ろに、子どもを乗せるイスをつけているのですが、後ろのイスがぐらぐらするのでおなじみの自転車やさんに持っていったら、イスではなくて、荷台の方を支えているななめの棒が折れていたのでした。
で、修理をお願いして預けてきたら、電話が入り「スポークがほとんど折れてるし、荷台も取り寄せやからけっこう日にちがかかるわ。」だって。

元々デザインが気に入って買ったものだったのですが、子どもが産まれるにしたがいイスを2つつけ、毎日毎日、けっこう離れた保育所まで送り迎えしていたので、もう限界だったのでしょう。
乗っていてもなんだかガタガタしてて、考えたら危ないですよね。

で、思い切って買い換えることにしました。
新しい自転車を決めるまで、自転車やさんが「うちの余ってるのん乗っといて」と、代車に子どもイスをつけて、貸してくれてます。
これが、古いけれど快適な乗り心地!
自転車ってこんなにラクに走るものだったのね・・・。って、今までボロ自転車だったことを実感しました。今度は、子どもを乗せることを考えた、丈夫なタイプにします。

長男の卒園と同時に、古い自転車もお役御免です。お疲れさまでした。

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2007年3月27日 (火)

卒園

長男が、保育園を卒園しました。
入学までの、長めの春休みに突入してます。

5年前、赤ちゃん同然だった長男。預け始めたころは、毎朝別れ際に泣いてましたっけ・・・。
私も、あのころは必死でした。なんとかして、ICの仕事をしよう、そればかり考えてました。そうじゃなければ、小さい子どもを預けるなんてできなかったかも知れません。

そして5年たった今は、私の仕事も少し安定したし、長男は信じられないほどたくましく、やんちゃになりました。(ちょっと、落ち着きがなさ過ぎるくらいに・・・)

今、当たり前のように、好きな事をさせてもらってる私ですが、卒園を機に、あの5年前の一生懸命な気持ちを思い出しました。
またあの頃みたいな気持ちで、頑張らないと・・・って感じてます。

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2007年3月20日 (火)

映画【ドリーム・ガールズ】

今すぐしなくちゃという仕事が途切れたそのすきに、映画館に走って(文字通り走って)行ってきました。

「ドリームガールズ」仲良し女の子3人で結成したコーラスグループ「ドリーメッツ」が夢をつかんで成功していくミュージカルです。ストーリー自体は、ショービジネス界の裏側とか、成功の影にある裏切りや陰謀などなど・・。よくあるパターンですが、時代を代表する音楽に彩られて、心に残る作品になっています。

特に、「ドリーメッツ」(後に「ザ・ドリームズ」に改名)の2人の女性、エフィとディーナが見せる変化に注目しました。

オーディションでこの役に大抜擢され、今年のアカデミー賞などを総なめにしたジェニファー・ハドソンが演じた、エフィ。
ダイナマイトなボディからあふれるダイナマイトな歌声・・・。自分の歌唱力に自信満々。でも正直言って、単に声量があるだけじゃん、という感じ。
そして、美しい歌姫ディーナを可憐に演じたのは、本人も大スターでディーバのビヨンセ。こちらも、個性がない。確かに美しいけれど、言われたままに歌っているだけ。この2人が、物語の展開に合わせて大変身。素晴らしいボーカルを聴かせてくれます。

エフィはストーリーの後半、わがままな行動がたたって恋人であるマネージャーに去られ、グループからも追放される。その恋人に「行かないで、絶対に別れない」とすがる歌声の、胸に刺さるような悲壮感。
結局何もかもを失い、捨てばちになりますが、最後のチャンスとクラブのオーディションを受けます。その時の

「私は変わったの、心を入れ替えた。でもあなたの助けが必要よ。」と歌う、決意と自信と、心を開いた明るさ。
パワフルな中にも情感がこもり、女性の弱さと強さを感じさせました。

そして、夫であるレコード会社の社長に言われるがまま華やかなステージに立ち、言われるがままに歌うディーナも、夫との別離を決めてからが本領発揮でした。
夫が見守るレコーディング風景。
「私の心からの叫びを聴いて欲しかった。私は今、一人で人生の十字路に立っている。今まではあなたについてきたけれど、これからは私自身の声を探しに行くわ。」
ブースの向こうにいる夫を見つめながら、叫ぶように歌い上げたこの曲が、そしてそれを歌うディーナの表情が、心に焼きつきます。

夢をかなえる時、一方で何かを失うものなのかもしれません。でも自分の信じるものがあれば、強く生きていける・・・。
きっと、誰の人生でもそうですよね。スターじゃなくても、一人ひとりが自分の人生の主人公だから。そんな事を思いました。

勢いでサントラも買っちゃいました()
さあ、元気をもらって、また私も自分の夢を追いかけよう~^^

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2007年3月19日 (月)

【ドラゴン・リリーさんの家の調査】

【ドラゴン・リリーさんの家の調査】

今日は本の紹介を。

「ドラゴン・リリーさんの家の調査」
調査・絵・文:山本理顕

NHKBSの「週刊ブックレビュー」で、数週間前に紹介されていて知りました。
「ドラゴン・リリーさん」と「おさださん」の家のことが書かれています。

具体的なことは、最後までわかりません。
ただ、「ドラゴン・リリーさんとおさださんは、並んで歯をみがきます。」みたいな簡単な文章の横に、洗面室の平面図が書かれています。

図面は手描きで、寸法がミリ単位できっちり入っており、色鉛筆で着彩されています。

そんなページがいくつも続き、この家の部屋が順番に紹介されていきます。

さあ、ドラゴン・リリーさんは、おさださんは、何者なんでしょう?
「家族は最大5人です」って、どういう意味なんでしょう?

そして、家の紹介が終わると、この不思議な家だけを見下ろしていた視点が急にパノラマになり、町内の様子、もっと広い範囲の地域の様子が、鳥瞰図で描かれます。

一つ一つの家のあり方が町を作っているし、町全体ののあり方を見て、初めて一つの家の暮らしぶりが見えて来るんだよ、と教えてくれるような本です。

この本は「くうねるところにすむところ」という、こども向けの住関係本シリーズの中の一冊のようです。
でもいかにも子ども向けというのではなくて、淡々と客観的な描写の中で家族の姿を想像させてくれる、ちょっと突き放したようなスタンスに、大人のわたしも充分引き込まれます。

(ところで、建築家の描くイラストって、シンプルでかわいい事が多いと思うのです。そして、数字も。
わたし、高校時代の数学の先生が板書する、丸みがあって繊細な数字が、実はとても好きでした。数式の意味はほとんどちんぷんかんぷん・・でしたけど。そしてその先生自身もちょっとニガテだったけど、書かれる数字や図形は、なんだか消すのが惜しい「作品」みたいだったなぁ・・・。
この本のイラストも、寸法の数字も、そんな風にかわいいシンプルさがあって、そこがまた気に入ってるところです。)

もちろん、我が家の子どもたちにも見せましたが、2人とも気に入ったみたいです。自分の家と比較したり、町のパノラマに見入ったりしていました。
こんな本を通して、住まいや暮らし、町について、少しでも意識してくれたらウレシイなぁ・・・。

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2007年3月14日 (水)

納品確認

3月と言うこともあって、物件の引き渡しが続いています。昨日、今日は別の現場へ納品の確認に行きました。

お客様と打ち合わせて決めた商品は、もちろんカタログやショールームで確認してあるのですが、実際に取り付けたときに一体どんな様子になるのかを見ておくことは、今後のためにとても勉強になります。

照明器具なら、部屋の大きさや内装とのバランスはどうか。
点灯したとき、器具の表情がどう変化するか。ペンダントライトなら高さは適正か・・・。

カーテンなら、平らなサンプル生地を、カーテンとしてひだを取って仕立てたときの具合はどうか。はぎ合わせはきれいにできているか。ドレープ性はどうか。窓辺の光の透け方は?・・・などなど。

もちろん、取り付けがオーダーどおりにできているかをチェックするのも大切です。
今日の現場では、既設のカーテンレールを外して、ツインシェードを直付けする、というオーダーだったはずが、レールをつけたままでシェードを取り付けているところがありましたので、すぐにカーテン業者さんに連絡して、直してもらいました。

タイル関係や造作家具など、施工がおおきくからんでいるものは、その過程を見たり、仕上げの具合を確認する事。
職人さんが最後まで丁寧に、指の感触で扉の納まりを確かめたり、きっちりと部屋の掃除をして帰ってくれるのを見るのも、頼もしい気持ちがして、こういう事がこの仕事の楽しみでもあります。

その一方で、自分のお勧めしたものが結果としてちょっと納得いかなかったり、お客様が別のインテリアショップなどでご自分でで決められた商品が、その部屋で存在感を示していたりすることもあって、そんな時は自分の未熟さを痛感します。

納品確認

写真は、西区のタワーマンション、36階のお部屋です。メゾネットになっていて、リビングの吹き抜けを、白いらせん階段をのぼった手すりのところから撮ったものです。
この照明器具も、建物の条件とお客様の希望に合うものを探してやっと見つけたのです。ソファはフクラのリクライニング式のものです。

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2007年3月 6日 (火)

「華麗なる一族」見てますか

最近の我が家で、日曜夜のお楽しみといえば、TBSのドラマ「華麗なる一族」。
キムタク演じる万俵鉄平の出生の秘密がついに家族の前に暴露され、父・大介との確執も法廷に持ち込まれる・・・。
ストーリーがいよいよ佳境に入ってきました。

昭和40年代の神戸を舞台にした、財閥一家の物語とあって、豪華なセットに目が釘付けです。
わたしはいつもドラマを見るときは、最後のエンドロールの「美術協力」のところを目を皿のようにしてみていますが(一時停止することもよくある!)、このドラマでは川島織物セルコンの生地が使われています。
川島の企業ブランド、「スミコ・ホンダ」の生地も使われていると仲良しのカーテン業者さんから聞いて、更にしっかり見ていましたら、たしかに、大介宅のソファの貼り地(ベージュの大きな蔦花柄)がそうかな・・・という気が。
そして、先日の放送で大介宅の食堂シーンがありましたが、そこのカーテンは、真っ赤な生地に赤いバラ(・・でしたっけ?)を大胆にあしらったもの。あっ、これもスミコホンダでは?と一人叫んでました。大きなバランスをつけて、ゴージャスなスタイルのカーテンになっています。
スミコ・ホンダはの生地は、ほとんど単色使いなのですが、糸や織り方に変化をもたせてあり、豪華な中にすっきりとしたシンプルさも感じさせるデザインです。とても素敵なので、機会があればぜひ注目してみてください。

さて、長男・鉄平宅のリビングには、バーチカルブラインド(縦型のブラインド)がついています。正直、昭和40年代にバーチカル・・・?って感じですが、クラシックなインテリアの大介邸と、モダンな鉄平家を対比させて、父と子の生き方の対比を表現しているのでしょう。

ちなみにキムタクのお父さんは、少し前まで川島織物に勤めていらっしゃったとか・・・。これも知り合いのカーテン販売員さんから聞いた話ですが、東京の「キムラ課長」はとってもダンディな方だったそうです。

ちょっぴりミーハーなお話で、失礼しました^^

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2007年3月 2日 (金)

高槻「学び舎ネット」終了

高槻の小学校でのセミナーが、今日何とか終わりました。
まだ自分の子どもが入学してもいないのに、「子育て講座」の名目でセミナーをするなんて(>_<)どうしようかと思いましたが、役員の方が早速メールで、アンケート結果は好評でしたと知らせてくださり、ホッとしました。(そしてホッとしたあまりに、夕食で一人乾杯して、酔っぱらっていた私でした。笑)

内容としては、
@LDで勉強する事が多いので、散らかりがちになる→スタディコーナーの提案。照明計画
@自分の暮らし方を認め、ポリシーを持つ→心地よさは人それぞれ。造作家具の紹介
@インテリアトレンド→海外見本市の事例を紹介
@上巳の節句→ひな祭りのお話。

実生活にも役立ち、なおかつ楽しんでもらうという事も少し意識して構成しました。でも、始まる直前まで、話の流れをどうつなげようかしら?とか悩んでおりましたが・・・。

私のセミナーの後はお菓子とお茶がでて、今日が一年の最後ということだからか、くじ引きで雑貨がもらえるというのもあり。かなり充実した内容でした。駅から車で送迎もして頂いたりと、きっちり運営されてて感服いたしました。

セミナーでお話させていただくのは約1年ぶり。しかも前回は実習中心でほとんどお話はしなかったので、ちょっと緊張しましたが、こういう機会があると自分自身にとってもとても勉強になります。

また、呼んで下さい^^

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