納品確認
3月と言うこともあって、物件の引き渡しが続いています。昨日、今日は別の現場へ納品の確認に行きました。
お客様と打ち合わせて決めた商品は、もちろんカタログやショールームで確認してあるのですが、実際に取り付けたときに一体どんな様子になるのかを見ておくことは、今後のためにとても勉強になります。
照明器具なら、部屋の大きさや内装とのバランスはどうか。
点灯したとき、器具の表情がどう変化するか。ペンダントライトなら高さは適正か・・・。
カーテンなら、平らなサンプル生地を、カーテンとしてひだを取って仕立てたときの具合はどうか。はぎ合わせはきれいにできているか。ドレープ性はどうか。窓辺の光の透け方は?・・・などなど。
もちろん、取り付けがオーダーどおりにできているかをチェックするのも大切です。
今日の現場では、既設のカーテンレールを外して、ツインシェードを直付けする、というオーダーだったはずが、レールをつけたままでシェードを取り付けているところがありましたので、すぐにカーテン業者さんに連絡して、直してもらいました。
タイル関係や造作家具など、施工がおおきくからんでいるものは、その過程を見たり、仕上げの具合を確認する事。
職人さんが最後まで丁寧に、指の感触で扉の納まりを確かめたり、きっちりと部屋の掃除をして帰ってくれるのを見るのも、頼もしい気持ちがして、こういう事がこの仕事の楽しみでもあります。
その一方で、自分のお勧めしたものが結果としてちょっと納得いかなかったり、お客様が別のインテリアショップなどでご自分でで決められた商品が、その部屋で存在感を示していたりすることもあって、そんな時は自分の未熟さを痛感します。
写真は、西区のタワーマンション、36階のお部屋です。メゾネットになっていて、リビングの吹き抜けを、白いらせん階段をのぼった手すりのところから撮ったものです。
この照明器具も、建物の条件とお客様の希望に合うものを探してやっと見つけたのです。ソファはフクラのリクライニング式のものです。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント