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2007年12月

2007年12月26日 (水)

クリスマス

今年もクリスマスが終わりました。みなさん楽しく過ごされましたか?

我が家は、夕方から子どもも巻き込んでケーキを作りました。
↓ケーキデコレーション中。。

クリスマス

くらむぽんの食育イベントで教えてもらった、簡単にできるブッシュ・ド・ノエル風のケーキです。できたケーキは一旦冷蔵庫に入れて、パーティー開始!

まずはプレゼント交換。

わたしは夫にハンカチのセット、長男にはロバート・サブダのしかけ絵本、次男にはパズルをプレゼント。

夫は子ども達に、日本地図のパズルやルービックキューブをあげていました。長男から夫へは、ガンダムのプラモデルを。

わたしは長男から香水(ラブリースイートシックスティーン、だって^^;)、夫からはコラーゲンドリンク7本セット(一週間続けて飲むらしい)をもらいました。

その後、簡単なオードブルを食べながら乾杯し、チキンが焼けたところでチキンとクラムチャウダーをモリモリと食べ、しばらくプレゼントで遊びタイム。大人はそれをながめながら、ワインでうだうだ。夫は攻略本を見ながら、ルービックキューブ6面、奇跡の完成。

最後にケーキとヨーグルトムースを食べて、パーティー終了しました。

クリスマス

テーブルコーディネートをボチボチと習って2年、今回ついに、ちょっとテーブルにも気が回るようになりました。あんまり写真に反映されていませんが。

さて、今日は26日。
大方のおうちでは新年に向けて、早々にツリーは片付けるかと思います(うちはまだ出てます)。
本場の欧米では、1月7日までがクリスマス期間とされており、それまではクリスマスデコレーションだそうです。

1月7日は、キリスト生誕を知った東方の3博士が、星を頼りに徒歩でベツレヘムにたどり着いた日で、この日を「エピファニー」と呼ぶそうです。

ニューヨークのロックフェラーセンターの世界一のツリーも、片付けるのは8日だそう。
日本では、昨日の夜中、梅田阪急百貨店のショーウインドウを、クリスマスから迎春仕様(いけばな)に早変わりさせた、という記事が今朝の新聞に出ていました。

日本では、お正月にツリー出しっぱなしはできませんよねぇ~・・・・。

大掃除もあるし、やっぱ片付けた方がいいですよねぇ~・・・・。

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2007年12月18日 (火)

納品確認、自分確認

先週、新築マンションの第一期分譲分の引渡しが終わり、納品ラッシュでした。わたしもいつものジャケットとパンプスではなく、セーターにジーンズ、スニーカーという軽装で現場の確認です。

お客様を直接担当する仕事を始めてから約1年半、色々と試行錯誤し、悩みながらやってきたのですが、今回の物件は悩みの中にも、充実感を得られた仕事でした。デザインした造作家具が何件か入ったし、カーテンにトリムを付けてみたお部屋もあります。
現場でそれが形になったのを見て、嬉しくなったり、逆に愕然として再施工を指示したり・・・。
まだまだ、勉強です!
コーディネーターは、カーテンだけ、家具だけ、の仕事とは違い、室内の各アイテムを調和させるのが仕事です。そのため、どうしても知識が広く、浅くになりがちだと感じています。それを補うために、専門業者の方に助けてもらう事も多いのです。そして、お客様と各業者さん、代理店さんをつなぐ仕事でもあります。まさしく物も人もコーディネートする仕事・・・。「辺縁系」の自分にピッタリではないかと思い、始めた仕事でした。
今回は、その役目が多少は果たせたのではないかと、ほんの少し成長できたかなと思えました。

いろんな人に気持ちよく仕事をしてもらえるように、自分自身が気持ちのよい人間でなければと、改めて自分に言い聞かせています。

さて、各部屋を回って施工に立ち会ったり、納品されたものをチェックして、最後にお客様に向けてクリスマスカードを用意させていただき、お部屋に置いてきました。未熟なわたしにお付き合いしていただき、お客様にはもちろん、たくさんの人に感謝・感謝です!

やっぱり、この仕事が大好きなわたしです♪

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2007年12月 7日 (金)

愛の巣

この仕事を始めてから、もっともショックな出来事だった。
先日、打合せにお客様宅へ伺ったときの事。
ご夫婦とわたしとで1時間あまりのお話が終わり、お正月には新居ですね~なんて話しながらおいとまする時に、玄関まで見送ってくださった奥様が小声で
「わたしは行かないの」。
えっ?どこにですか?

「わたしはあの家には行かないの」

廊下の奥のリビングからは、ご主人が見ているテレビの音が聞こえてくる。
まるで別世界のような玄関先。

たとえばある種類の鳥は、オスがメスを迎えるために美しい巣を用意する習性を持つ。
このご夫婦は年配だけど、設計やインテリアに熱心なご主人を見るにつけ、奥様を喜ばせようとする気持ちが伝わってきていた。その姿に、わたしはいつとなく「妻を喜ばせようと住まいを整える、けなげで可愛い雄鳥」というイメージを重ねていた。
この年齢になって新しい家に引っ越すのは大儀なことに違いない。それでも色んな調度を揃え、こだわったお家にしたいというのは、お仕事で家にはほとんどいないというご主人自身のためではなく、奥様のために決まってるのだ。わたしはずっとそう思ってきた。

なのに。

わたしは玄関先でほとんど泣きそうになりながら、「そんなことおっしゃらないで下さい」と訴えたのだけど、奥様は「いいえわたしは」とかたくなだった。
そしてわたしに「いつも格好いいわね、頑張ってね」などとおっしゃる。
開けっ放しのドアから入る寒風が気になり、わたしはそれ以上は何もいえずに「お世話になりました」とその場を辞した。
そして駅までの道を歩きながら、ひとり半べそをかいてしまった。

来週には、内装の工事が始まる。その後いろんなたくさんの商品も、そのお宅に運び込まれる。
奥様の部屋のカーテンは、わたしがおすすめしたものに決めてくださったのだ。ピンクのマグノリアの刺しゅうが施された、とても高級なものなのに・・・。

その部屋を奥様が見てくださることは、ないのだろうか。
ずっと何か思うところがありながら、わたしにお付き合い下さっていたのだろうか。

いいえ、近くわだかまりが解けて、新年はどうぞご夫婦そろってご新居で、と祈るような気持ちである。

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