テーブルコーディネーター中級試験
今度の日曜日、テーブルコーディネーター(以下T/C)中級の資格試験を受けます。
なっかなか、勉強する時間が取れず、四苦八苦してますが…(^^ゞ
ところでT/Cは今年から、「食空間コーディネーター」と名称が変わるそうです。食卓の上だけではなく、食事の空間全体を作る仕事になるという事ですね^^
「空間」が、そこにいるときの心理状態にもたらす影響って大きいと思うのですが、特に食事をする時にそこがどんな環境か、というのは、とても大事たと思います。
T/Cというと、インテリアコーディネーター以上に、ただキレイな物同士を並べていれば良いのだと、誤解されやすい仕事ではないでしょうか。正直に言うと、わたし自身も、勉強しはじめるまでは簡単なものだと思っていました。
でも、本当に知れば知るほど、大人として日本人として、分かっているべき事柄が多く、しかもそのほとんどが、今まで知らずに過ごしてきた事が恥ずかしくなるような、教養的・文化的なことなのです。
中級コースのテキスト前文に、「コーディネーターの心構え」という文章が載っているのですが、わたしはそれがとても好きなので、ちょっと抜粋して書いてみます。
「(前略) T./Cは、この食空間を構成し、啓もう活動を推し進めるという、社会的に大きな役割を担う仕事です。 食卓の上には、暮らしの全てが、すなわち農水産業はいうまでもなく、科学、工業、商業、政治、経済、外交、歴史、文化、心理と全てが乗っています。コーディネーターには、それらを把握しながら、より質の高い暮らしを提案するオピニオンリーダーとして、また同時に地域社会や産業の活性化にも貢献することがますます要請されています」
「T/Cは(中略)知識だけでは不十分で、自分自身の感性、人間性が現れる仕事です。素材をコーディネートするだけではなく、人と人とを結ぶコーディネートができる事が大切です。それには、自分自身を磨き、高めていくことが何よりも重要な事です。そして実践し、広めて行く行動力が求められます」
読めば読むほど、こういうバックボーンをしっかり体得して、単に表面的でないコーディネートや、暮らしの提案、人間関係を結ぶ場づくり、を、できるようになりたいものだと、素直につくづく思うのです。
ああ、勉強がんばって、合格しなくては。
| 固定リンク
「お勉強」カテゴリの記事
- 『マナトレーディング インテリアファブリックの世界』(2011.05.17)
- エッセイ教室(2011.02.22)
- (2011.01.12)
- 先生は旧友(2010.12.15)
- 写真教室inくらむぽん(2010.11.30)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
テーブルコーディネーターに資格があるとは思いませんでした。(汗;;)
なるほど・・・大変そうですが、ICにも通じるところがありますね。
勉強の秋。頑張ってください!!
投稿: わた | 2009年10月14日 (水) 10時59分
私も学ぶべきだな~と最近思うようになりました。
spiralちゃんみてるとおもしろそうに見えてきたのよね~
投稿: セロ | 2009年10月14日 (水) 15時00分
わたさん
あるんですよ~資格^^
中級は、写真審査で実技試験もあるんです!
わたさんも、新しい事にチャレンジの秋じゃ~ないっすか!
セロさん
そうでしょ~面白そうでしょ~
ホントは試験のためじゃなく、掘り下げてじっくり勉強したいんだけど。
ま、きっかけってことでね^^
投稿: spiral | 2009年10月15日 (木) 00時03分