「なわとび千夜一夜」
昔から林真理子さんのエッセイが好きで、よく読んでます。
エッセイを書くのは難しくて、自分や、自分の周りの人を客観的にみて(つまり低く下げて)書かないと、読む側には全然面白くない。
エッセイに限らず小説でも、発表する文章って、身内を多少傷つけてでも、自分をさらけ出すくらいの覚悟がないと、書けないです。
多分、ブログをされてる人なら、この事に気が付かれてると思いますが。
しかし、当たり障りのないもの読んで、誰が面白いと思ってくれましょうか。その辺の兼ね合いが、難しいわけで。。。
子どもの頃から本や作文が好きだった私は、大人になってから母親に「アンタは小説家になるかと思った」と云われた事があるけど
物書きは、家族をかなり犠牲にしないといけないと気付いていたワタシ
自分の心の内を、家族にだけは知られたくないと思っていたワタシ
日記程度ならともかく、本にするための文章など、書けるはずもなかった訳で。。。
さてそこでこの林真理子さんのエッセイ
週刊文春に、もう何十年も続いてる連載をまとめたもので、単行本も、それを文庫化されたものも、何冊も出ているのですが
ワタシがこれを好きなのは、旦那さまの悪口はさることながら、その時に一世を風靡している人(主に女性芸能人、文化人)についても、意見がズバズバ書かれている事。それに、皇室問題も。
普通なかなか、できる事ではありません。
この本は、2006年頃に連載されてたものが、2007年に単行本になり、それが最近文庫になったものなので、今から4年ほど前の話題がいっぱい出てて、かなり懐かしい。
この頃は、愛知万博があって、景気が良かった。
ホリエモンがテレビに出まくり、そして逮捕された。
秋田県で子どもを殺した畠山鈴香のこと。
細木数子の悪口もいっぱい書いてある^^
わ~、安倍内閣が発足だって。アレから何人首相が代わった事か。
そして、女帝問題。真理子さんは女帝には反対。そして悠仁さまが産まれて、解決(したのかな?)。
と、そんな世の中の話の合間に、早朝から英語やパソコンを習ったり、文化人団体(ここもノーギャラで活動してるらしいけど、すごい顔ぶれ)のイベントで地方に行った話、歌舞伎や着物、美味しいものを食べた話…などなど。
面白くって、一日で読んで、満足^^
本当に、厭味なく上手に書いてあるし、読みやすい。肩の凝らない息抜きにはピッタリです^^
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今日も読んで頂きありがとうm(__)m
林真理子さんは、小説ももちろん、面白いです!
最近は時代小説が多くなったのもあり、あまり読まなくなったけど、初期の作品は、若さが痛くて悲しくて、良いです^^
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コメント
ああ!これ、昨日読みたいと思っていたんです!
今度貸してください!
投稿: セロ | 2010年3月21日 (日) 22時10分
OKで~す♪
投稿: spiral | 2010年3月21日 (日) 23時02分