正しい事こそ、小さな声で。

価値観の押しつけ、ということを考えさせられる出来事が、最近あって

わたしは押しつけられた側なのですが、まるで自分自身を否定されたような気持ちになり、

その場では何となく過ごしましたけれども後になってからジワジワと、何ともおかしな気分が続いてます。

でも悪気のないその相手の事を、いつまで悪く思っていても仕方ないので、自分も同じことをしないように気をつけなければと、考える事にしました。

わたし達の仕事だって、まあいえば、ヨソ様の家庭に上がり込むような部分がありますから

こうすれば暮らしやすい、気持ちよく暮らせる、というアドバイスが、その人の今までを否定するようなことになっては、いけないなと思いました。

さてそんな日々を過ごす中、「エデンの東」」という映画を見る機会がありました。

ジェームス・ディーンのやつです。

内容を一切知らずに見たのですが、すごく良かったです。

さすが、名作として残るだけの事はあるな～～と思いました。

善と悪が対比されて描かれていましたが、とっても分かりやすく伝わりました。

敬虔なクリスチャンである父親や双子の兄から、鼻つまみ者とみられているジェームス・ディーンの、愛を求める悲しい目がとっても印象的。

清らかさや正論をで人を切ることは、簡単な事です。

だけどそれは、かならずしも相手を救う事にはならなく、傷つける事の方が多いかも。

いつかどこかで見かけた、

「正しい事こそ、小さな声で」

という言葉、わたしは結構好きなのです。

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