« 将来は、意地悪ばあさんになる予定。(笑) | トップページ | カーテン納品 »

2011年1月31日 (月)

河井寛次郎展

やっぱりワタシ、一日家にいることになると、だらけてしまいます。。。ので、朝のうちに、

「ヨシ、午後は出かけるぞ!」と決定。

そうなると急に色んな事がはかどり、

9日のセミナーの構成、自分の知識がちょっと不安な部分の確認と、調べもの。

明日の納品準備、などを済ませて、

3時前に地下鉄に飛び乗り、なんば高島屋「河井寛次郎 生命の歓喜」展へ。

なんと最終日。すべり込みセーフ^^

  

河井寛次郎、ご存知ですか。

浜田庄司やバーナード・リーチなどと共に「民芸」というムーブメントを起こした、京都の陶芸家です。

美は、芸術作品などではなく、暮らしの中にこそある、と説いた人です。

  

Kawaikanjiro(画像は他のサイトから拝借しました)

コレは初めて知ったのですが、彼はとっても前向きな人だったらしく、家には彼を慕って常にたくさんの人が訪れ、彼も客人に失礼があってはならないと、窓を背にして(室内に顔が向くように)自分の作業場を作っていたそうです。

そうやって、周りを大勢の人に取り囲まれながら、なごやかに創作活動をしていたようです。

戦時中は窯の火が消され、作陶ができなくなったのですが、それすら

「ゆっくり思索する時間ができた」

といい方にとらえ、窯がなくてもできる、書や短文を書くことに目覚めて行きます。

Photo

   

写真はないのですが、一番わたしの印象に残った言葉は

「此の世は自分を見つけに来たところ」

自分が何者なのか見つけるために、精一杯生きて働こうといった意味でしょうね。

京都にある彼の家は、自身が設計し、家具などのデザインも手がけていて、今は「河井寛次郎記念館」として公開されてます。

3年くらい前になるでしょうか、テーブルコーディネートの長尾典子先生に連れて行って頂いたことがあるのですが

改めてもう一度、見に行きたくなりました。

  

人気ブログランキングへ ← ポチっとよろしくお願いしますm(__)m

|

« 将来は、意地悪ばあさんになる予定。(笑) | トップページ | カーテン納品 »

お出かけ」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 河井寛次郎展:

« 将来は、意地悪ばあさんになる予定。(笑) | トップページ | カーテン納品 »