河井寛次郎展
やっぱりワタシ、一日家にいることになると、だらけてしまいます。。。ので、朝のうちに、
「ヨシ、午後は出かけるぞ!」と決定。
そうなると急に色んな事がはかどり、
9日のセミナーの構成、自分の知識がちょっと不安な部分の確認と、調べもの。
明日の納品準備、などを済ませて、
3時前に地下鉄に飛び乗り、なんば高島屋「河井寛次郎 生命の歓喜」展へ。
なんと最終日。すべり込みセーフ^^
河井寛次郎、ご存知ですか。
浜田庄司やバーナード・リーチなどと共に「民芸」というムーブメントを起こした、京都の陶芸家です。
美は、芸術作品などではなく、暮らしの中にこそある、と説いた人です。
コレは初めて知ったのですが、彼はとっても前向きな人だったらしく、家には彼を慕って常にたくさんの人が訪れ、彼も客人に失礼があってはならないと、窓を背にして(室内に顔が向くように)自分の作業場を作っていたそうです。
そうやって、周りを大勢の人に取り囲まれながら、なごやかに創作活動をしていたようです。
戦時中は窯の火が消され、作陶ができなくなったのですが、それすら
「ゆっくり思索する時間ができた」
といい方にとらえ、窯がなくてもできる、書や短文を書くことに目覚めて行きます。
写真はないのですが、一番わたしの印象に残った言葉は
「此の世は自分を見つけに来たところ」
自分が何者なのか見つけるために、精一杯生きて働こうといった意味でしょうね。
京都にある彼の家は、自身が設計し、家具などのデザインも手がけていて、今は「河井寛次郎記念館」として公開されてます。
3年くらい前になるでしょうか、テーブルコーディネートの長尾典子先生に連れて行って頂いたことがあるのですが
改めてもう一度、見に行きたくなりました。
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