一度、現実から離れてみるのも。
こんばんわ、インテリアコーディネーターで雑貨屋店主の水田です。
6月5日、日曜日に開催したセミナーでの、参加者の方の声をもう一つ、ご紹介しますね。
インテリアイメージボードを作っている途中で、Bさんが
「実は、今日来させてもらったのは・・・」
と、話しはじめられました。
小学生の娘さんが二人、いらっしゃるBさん。
一つのお部屋に、学習机を二つ置いているそうですが、お嬢さんたちは机で勉強せず、リビングで勉強する事が多いそうです。
リビングにランドセルがドン、ドンと置かれて、どうしても落ち着かない空間になっているとの事。
「入学したからと言って、すぐ学習机を買わなくちゃって思ってしまった事が間違いだったんでしょうか」
とおっしゃるBさん。
理想の空間を作る、といっても、形から入る今回のようなセミナーは、現実的ではないと思われたかもしれません。
確かに、学習机は場所も取るし、お家の状況に合わせて、もっと違う形のデスクを用意してあげる方がいい場合もあります。低学年の間は、ほとんど机は使わない、という話もよく聞きます。
ただ、あと数年経って、お子さんが中学生になれば、自分の机で集中して勉強する事も必要になるでしょうから、学習机を用意した事もあながち間違いではないのです。
家族の成長に合わせて、その時その時で家に必要なモノは変わって来ます。それに対応できるように準備しておくといいですね。
そして、イメージを持つことの大切さ。
ゴールのイメージ、目標とする姿が明確になることで、それに近づいて行くことは必ずできると思うのです。
Bさんの作品です。
木漏れ日の下で、風を感じながら過ごすリビングダイニング。
素敵ですね^^
お嬢さんたちにこの作品を見せて、
「こんな感じのおしゃれなリビングにしたいと思うから、みんなで協力してね」
と言えば、また違った姿になるかもしれません^^
Bさんから頂いた感想です。
「現実的な事ばかり考えて、上手く行かない、どうしたらいいのかと思っていましたが、こうやって理想の形がハッキリする事で、別の方向から家づくりを考える事ができそうです。」
確かに。
現実を前にすると、できる事って少ししかないと思ってしまいがちだけれど、
現実を一度横に置いておいて、自分が本当はどうしたいのか、まっさらな状態から確認してみるのも、一つの方法かもしれませんね。
少しずつ、居心地のいいおうちにして行って下さるといいなと思います。
ご自分でも、雑誌の切り抜きなどを使って、インテリアボードを作る事はできます。ぜひ一度やってみて下さいね。
また後日、簡単な作り方をご紹介しますね。
Office SPIRAL 水田恵子でした。
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