映画「ブラックスワン」のインテリア
こんばんわ、インテリアコーディネーターで、オンライン雑貨店「ヒビハル」店主の水田です。
今日、映画「ブラックスワン」を観てきました。
ナタリー・ポートマンの線の細い美しさが、役にバッチリはまってました。
もうそろそろ公開終了の映画館が多いようですが、まだこれから観る方のために、あまり詳しい話はしないでおこうと思います。
平たく言えば、あるバレエ団で「白鳥の湖」の主役の女王に抜擢されたニナ(ナタリー・ポートマン)は、役作りの重圧と、いい子を求める母親からの抑圧によって、だんだんと精神の平衡を失って行く。そこへ、正反対の性格のダンサー、リリーが現れ…。
感動とかいうより、あまりに痛い場面が多すぎて
途中で「これ以上観られない…」と思ったくらいに、わたしにはショッキングでした。
でも最後まで観ると、ハッピーエンドという訳ではないかもしれないけれど、ホッとします^^
内容について、書きたい事はいっぱいあるけれど。。。
インテリアや暮らしのブログなので、ニナの部屋について書いておきます^^
ニナの部屋、とても子どもっぽい部屋です。
ピンクを基調にした部屋で、ベッドカバーも、その上に置かれた毛布もピンクで、どちらの柄も子どもっぽく、とても、映画の主役の女性のインテリアではありません^^
そしてベッドの周りには、小さな女の子の好きそうなぬいぐるみがいっぱい並べられている。
落ち込んだ時にはお母さんが枕元に来て、美しいオルゴール(ぜんまいを回すとバレリーナが回り出し、「白鳥の湖」のメロディが流れる)をかけながら、一晩じゅう髪をなでてくれる。
その彼女が、だんだんと話が進むにつれて、母親を拒絶できるようになり、部屋のドアにつっかい棒をして、母親を追い出します。
ぬいぐるみをダストシューターに押しこみ、オルゴールを投げつけるところは、彼女の革命の象徴するシーンだと思いました。
お母さんの部屋も出てきます。
部屋中に、自画像やニナの似顔絵をはりめぐらし、一人ひそかに泣きながら絵筆を握っている、お母さんも闇を抱えた人でした。
部屋のインテリアで、その人のパーソナリティや精神状態が表現されている、という好例でした^^
では、今夜も皆さま、よい夢を。
おやすみなさいませ。
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コメント
息子がみたいっていっていました。
わたしも見たくなったな~
ご紹介ありがとー
投稿: セロ | 2011年7月 2日 (土) 07時49分
すごく良かったよ~!
でも…高校生の男の子には、手放しでおススメはできないかな(^^ゞ 個人差はあるだろうけど。
R15指定になってますが、そりゃ~15歳未満には見せられないだろ~!って思います。
わたしにも、かなりキツかったですので。。。
投稿: spiral | 2011年7月 2日 (土) 21時06分