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2011年7月 1日 (金)

映画「ブラックスワン」のインテリア

こんばんわ、インテリアコーディネーターで、オンライン雑貨店「ヒビハル」店主の水田です。

 

今日、映画「ブラックスワン」を観てきました。

ナタリー・ポートマンの線の細い美しさが、役にバッチリはまってました。

もうそろそろ公開終了の映画館が多いようですが、まだこれから観る方のために、あまり詳しい話はしないでおこうと思います。

平たく言えば、あるバレエ団で「白鳥の湖」の主役の女王に抜擢されたニナ(ナタリー・ポートマン)は、役作りの重圧と、いい子を求める母親からの抑圧によって、だんだんと精神の平衡を失って行く。そこへ、正反対の性格のダンサー、リリーが現れ…。

感動とかいうより、あまりに痛い場面が多すぎて

途中で「これ以上観られない…」と思ったくらいに、わたしにはショッキングでした。

でも最後まで観ると、ハッピーエンドという訳ではないかもしれないけれど、ホッとします^^

 

内容について、書きたい事はいっぱいあるけれど。。。

 

インテリアや暮らしのブログなので、ニナの部屋について書いておきます^^ 

ニナの部屋、とても子どもっぽい部屋です。

ピンクを基調にした部屋で、ベッドカバーも、その上に置かれた毛布もピンクで、どちらの柄も子どもっぽく、とても、映画の主役の女性のインテリアではありません^^

そしてベッドの周りには、小さな女の子の好きそうなぬいぐるみがいっぱい並べられている。

落ち込んだ時にはお母さんが枕元に来て、美しいオルゴール(ぜんまいを回すとバレリーナが回り出し、「白鳥の湖」のメロディが流れる)をかけながら、一晩じゅう髪をなでてくれる。

その彼女が、だんだんと話が進むにつれて、母親を拒絶できるようになり、部屋のドアにつっかい棒をして、母親を追い出します。

ぬいぐるみをダストシューターに押しこみ、オルゴールを投げつけるところは、彼女の革命の象徴するシーンだと思いました。

  

お母さんの部屋も出てきます。

部屋中に、自画像やニナの似顔絵をはりめぐらし、一人ひそかに泣きながら絵筆を握っている、お母さんも闇を抱えた人でした。

 

部屋のインテリアで、その人のパーソナリティや精神状態が表現されている、という好例でした^^

   

    

では、今夜も皆さま、よい夢を。

おやすみなさいませ。

  

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コメント

息子がみたいっていっていました。
わたしも見たくなったな~
ご紹介ありがとー

投稿: セロ | 2011年7月 2日 (土) 07時49分

すごく良かったよ~!
でも…高校生の男の子には、手放しでおススメはできないかな(^^ゞ 個人差はあるだろうけど。
R15指定になってますが、そりゃ~15歳未満には見せられないだろ~!って思います。
わたしにも、かなりキツかったですので。。。

投稿: spiral | 2011年7月 2日 (土) 21時06分

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